複合的な自然療法

目次

複合的な自然療法で体質改善

自身の愛犬の闘病経験から、西洋医学や薬に頼り切ってしまうより、食事療法などの自然療法で犬の自然治癒力を底上げしてあげる方が、改善効果が高く、病気や症状の長期化を防ぐことができると実感しています。

西洋医学東洋医学・自然療法
メリット即効性が高い。迅速な処置が必要な症状には適さない。
デメリット病気の根本治療ではなく対症療法。
体質を変えることはできない。
病気になりにくい体質を目指せる。

しかし、食事療法だけでは「食べられなくなった時」「アレルギーが出た時」には適応外となります。また、「刺さない鍼」だけでは、「肉体を作る」と言う根本が改善しづらいことがあります。

そのため、身体の中から「食事療法」、身体の外から「刺さない鍼」「理学療法」「運動療法」、精神的な「心療ケア」さらに「アロマオイル」や「温熱療法」で心身ともに整えることが重要だと考えています。

複合的な自然療法

愛犬の健康な身体を育む「食事療法」

犬の手作り食

食事療法とは?

わんちゃんの体調や体質に合わせて、飼い主様のお悩みが解消されるご飯のメニューをお教えいたします。
フードと併用されたい飼い主様には、現在のフードが合っているか、どのようなフードがより良いのかを診断致します。
ご飯の用意ができない場合は、代用となるベースフードをご案内いたします。

ご自宅でご飯を作って、わんちゃんにあげてください。

食事療法の効果

食事療法は様々な症状に効果的です。
例えば肥満、むくみ、脱毛、薄毛、イボやデキモノ、皮膚炎、涙焼け、便秘、嘔吐、下痢、肝機能障害、胆泥症などの改善が期待できます。

食事療法はなぜ必要?

身体は食べたものでできています。
さらに言えば、食べたものでしか作られていません。

そのため、身体の不調の原因は食べたものである可能性が高いのです。
食べているものを見直して、必要なものを取り入れ、不必要なものは取り除くことによって、体調や体質が改善することが多いのです。

現在の不調や飼い主様のお悩みが食べ物由来である場合、食べるものを変えて、体質を変えないと、現在の不調は続きます。
不調も長く続くと病気になってしまいます。

食事療法のメリットとデメリット

メリット
  • 新鮮なビタミンや栄養素が摂れる
  • 消化吸収に必要な「水分」がご飯と一緒に摂れる
  • 特に野菜の消化吸収がよくなる
  • 体調や体質に合わせたご飯を用意することができる
デメリット
  • 保存ができない(冷凍で最長1週間)
  • 調理する時間や手間がかかる

愛犬の弱った臓器に働きかける「刺さない鍼」

刺さない鍼

刺さない鍼とは?

人間の赤ちゃんや小さなお子様に使用する「小児鍼」を使用した鍼治療です。
刺さない鍼は刺す鍼に比べて刺激や痛みが少なく優しい鍼です。

わんちゃんの身体には、人間と同じように「反射区」があり、身体のどこに反応があるとどこの臓器に不調があるのかを知る事ができます。
刺さない鍼では、反応のあった場所(ツボ)に対して施術することで、気の巡りを良くし、滞りを解消します。
それにより、わんちゃんの臓器の不調を改善し、本来の状態に戻すことができます。

刺さない鍼の効果

刺さない鍼は、様々な症状に効果的です。
食事が摂れない状態のわんちゃんにも施術ができます。

臓器そのものの不調が原因の症状や、水の流れや気の巡りが原因の症状に特に効果的です。
例えば、水分代謝異常による脱毛、できもの、皮膚炎、肝機能障害、胆泥症、腰痛、ヘルニア、便秘、てんかん様発作、前庭疾患などの脳機能障害などの改善が期待できます。

刺さない鍼はなぜ必要?

気の巡りを良くしたり滞りを解消するには、刺さない鍼で皮膚の上から内臓へアプローチするのが効果的です。
食事療法などの他の施術と組み合わせる事で相乗効果が大変期待できます。

気の巡りや滞りが解消されないと、臓器の不調が改善しないため、根本治療には刺さない鍼の施術がとても重要です。

刺さない鍼のメリットとデメリット

メリット
  • わんちゃんの年齢や性別・疾患の有無に関わらず受けられる
  • 「ご飯が食べられないわんちゃん」や「寝たきりのわんちゃん」にも施術が可能
  • 不調の改善だけでなく、予防効果もある
デメリット
  • ツボの見つけ方が難しく、ご自宅で飼い主様によるケアには不向き

愛犬の筋肉・骨格・関節の不調を整える「理学療法(整体)」

犬の整体(理学療法)

理学療法(整体)とは?

筋肉・骨格・関節の詰まりや緩みに対して手技で直接アプローチをかけ、不調の箇所を改善します。
また、歩き方の様子から内臓の不調を判断し、手技で調整し改善します。

理学療法(整体)の効果

骨、筋肉、骨格、姿勢、動きの異常に対して即効性があり効果的です。
例えば、肩こり、腰痛、ヘルニア、パテラなどの改善効果のほか、筋肉の柔軟性を取り戻しスムーズに動くことができるようになります。

理学療法(整体)はなぜ必要?

筋肉と腱(スジ)を健康な状態に戻すことで内臓、骨、動き、精神状態が整っていきます。

筋肉の張りやコリ、関節の詰まりなどが解消されないと、可動域がせまくなって歩きにくくなる、関節の詰まりや緩みから炎症がおきる、姿勢が悪くなる、腰痛や関節痛になるなど、痛みを感じたりケガが多くなることがあります。

また、筋肉の張りやコリ、関節の詰まりは、内臓の働きにも影響があるので、便秘や食欲不振、消化不良などの胃腸の不調や肺の機能が落ちる場合もあります。

理学療法(整体)のメリットとデメリット

メリット
  • 道具を使わない手技なので、指導を受ければご家族でのケアができる
  • お散歩の前後にケアをすることでケガを少なくしたり、運動量UPが可能
  • わんちゃんの犬種・年齢・性別に関わらず施術ができる
  • 基礎代謝がUPするので、ダイエット効果も期待できる
デメリット
  • ケガをしている、妊娠しているなどによりケアできない場合がある
  • 手技を正しく習わず施術したり、無理な動きをさせたりすると状態が悪化する場合がある

愛犬の肥満や病気を予防する「運動療法」

犬の運動療法

運動療法とは?

健康寿命を延ばすために、体調体格にあった効率的な運動、病気になった時には病気に応じた運動によって全身の健康状態を向上させて、治癒能力と生活の質を高めます。

心拍や脈拍を確認して、わんちゃんに合った運動量(時間)や負荷のかけ方を指導しますので、効率的な運動ができるようになります。(運動量はキープしたまま運動時間の短縮ができる)

運動療法の効果

捻挫、骨折などの年齢に関わらず起こる症状の緩和・改善、基礎代謝のUPやアンチエイジング、運動量の多い使役犬やスポーツドッグのケガ防止、寝たきりわんちゃんへの心肺機能の向上など臓器の機能向上ができます。

運動療法はなぜ必要?

ケガをしない体作りやケガをした後の早期回復が期待できます。
警察犬や牧羊犬などの使役犬、アジリティなどのスポーツドッグなど、ケガをしない体が必要なわんちゃんに特に有効です。
ケガをした後に適切なケアができていないと、回復時期が遅れたり、元の状態に戻りにくくなったりする場合があります。

また、病気や体調不良・寝たきりなどで運動ができないわんちゃんでも、運動療法により、歩かなくても心肺機能を維持することができます。
病気や寝たきりのわんちゃんの心肺機能が維持できないと、命にかかわる事になってしまいます。

運動療法のメリットとデメリット

メリット
  • 道具を使わない手技なので、指導を受ければご家族でのケアができる
  • わんちゃんの犬種・年齢・性別に関わらず施術ができる
  • 心肺機能や内臓機能が向上する
  • 効率的な運動方法により、忙しい飼い主様のお散歩時間を短縮できる
デメリット
  • 心拍・脈拍の測定などの準備が必要
  • 準備が正しく行われないと、効果薄れる場合がある
  • 手技を行う場合は正しい方法を習っていないと、状態が悪化する場合がある

愛犬のストレスを緩和する「心療ケア」

犬の心療ケア

心療ケアとは?

わんちゃんの体質は性格によって決まります。

人間に例えると分かりやすいのですが、怖がりで小心者とされる人は、心臓に負担がかかりやすく心臓の病気が多いです。
せっかちでいつも時間に追われている人は、乾燥しやすいと言われています。
逆に穏やかでのんびりした人は、身体が潤いやすくむくみやすいと言われています。

わんちゃんも同じように、性格や気質で身体の状態や負担のかかりやすい臓器がわかります。

心療ケアでは、臓器と性格・気質の双方向から、わんちゃんの負担となっている原因を取り除くケアを行います。

心療ケアの効果

わんちゃんの性格やストレスを原因とする、胃腸炎などの消化器疾患、てんかんなどの脳疾患、水分代謝への影響によるくしゃみ、鼻水、咳、嘔吐などを改善します。

心療ケアはなぜ必要?

心の不調が原因の症状は、現代社会を生きるわんちゃんにも無縁ではありません。
人間と同じように気候ストレスや食べ物によるストレスを感じるわんちゃんも多いです。

さらに、わんちゃんの生まれ持った気質や性格と、人間よりも優れた耳や鼻などの感覚器への刺激によって不調を起こす事もあります。

現代のわんちゃんにとって心療ケアは、心因性の不調を解消するためにとても重要なこととなっています。

心因性の不調の場合、症状を軽減するだけでは根本的な解決とはなりません。
わんちゃんの性格や気質、生活環境などからストレスの基を探ると共に、食事療法や運動療法と組み合わせて解決する必要があります。

心の病を放置すると、いずれは身体の病に変化してしまいます。

心療ケアのメリットとデメリット

メリット
  • 心療ケアでわんちゃんの性格や気質を把握できる
  • 心因性の症状に対して適切なケアができる
  • 食事療法や運動療法と並行してケアができる
デメリット

特になし

愛犬の心身をケアする「アロマオイル」

犬のアロマセラピー

アロマオイルによるケアとは?

わんちゃんの体調や体質、精神状態に合わせたアロマオイルを選び、施術中にディフューズしたり、アロマスプレーとして使用します。

興奮しがちなわんちゃんには、アロマオイルと併用してTタッチと言う柔らかい手技でゆっくり身体を触っていきます。

アロマオイルの効果

アロマオイルの香り成分は、鼻にある嗅細胞から直接大脳へ届きます。
そのため、大脳から各臓器、脳そのものへのアプローチが得意です。

内臓の疾患はもちろん脳機能(てんかんなど)や精神状態へ働きかけ、状態を安定させる効果が期待できます。

アロマオイルはなぜ必要?

すぐに興奮してしまうわんちゃんや、感情の起伏が激しいわんちゃんへのファーストコンタクトに最適です。
初めての場所、慣れない場所、知らない人に身体を触られるのが大きなストレスとなって、吠える、噛むなどの行動に出てしまうわんちゃんに、安全に施術を受けてもらうために使用します。

興奮が落ち着かないと触れない=手技ができないので、こちらで行える施術に制限が出てきてしまいます。

アロマオイルのメリットとデメリット

メリット
  • わんちゃんの好みの香りを選べる
  • ディフューズしたりスプレーにしたり使い方が選べる
  • 自宅で手軽に使える
  • 精神的にも肉体的にも効果が期待できる
  • 飲んだり食べたりできないわんちゃんの臓器へのアプローチが可能
  • 触られるのが苦手なわんちゃんにも取り入れやすい
デメリット
  • 品質のよいオイルは高価
  • わんちゃんと同居のご家族の好みが合わないと自宅で使用しづらい

冷えによる不調を改善する「温熱療法」

犬の温熱療法

温熱療法とは?

ショウキ温灸器と言う道具と、もぐさの温灸剤を使います。
触診によって不調の現れた箇所、臓器に対して温灸器で温めます。
温める事で血行がよくなり不調の改善のサポートができます。

施術で温灸器を使う場合は、よもぎなどのチンキ剤に浸したガーゼを被毛と温灸器の間に挟み、湿熱(湿気を帯びた熱気)となるように工夫しています。
※乾熱(乾燥した熱・ドライヤーなど)は身体の表面だけを温めますが、湿熱(湿気を帯びた熱気)は身体の内部、身体の芯から温めてくれます。

温灸器はもぐさの温灸剤(お灸のタネのようなもの)を火種にしており炎はあがりませんので、安全に使えます。

ご自宅で温熱療法を行う場合は、低温カイロ(40℃以下)や米ぬかカイロをお勧めしています。

温熱療法の効果

冷えや血行不良が原因の不調(腰痛、ヘルニアなど)に効果があります。
冬の寒さや梅雨~夏のエアコンによる冷えの解消にも使用します。
下痢・便秘・嘔吐などにも効果的です。

温熱療法はなぜ必要?

わんちゃんの身体を温める方法はなかなかありません。
人間がお風呂につかるように簡単にはできません。
それを手軽に行えるのが温熱療法です。

「冷え」は血行不良の原因となり、臓器の動きが鈍くなり、下痢や消化不良、食欲不振、肝機能異常、脳への血流低下など様々な症状が現れます。

人間と同じように屋内で過ごすわんちゃんが増えた現代では、わんちゃんにも人間と同じように「冷え性」が増えています。
「冷え性」を改善するには温熱療法が効果的です。

温熱療法のメリットとデメリット

メリット
  • 低温カイロや米ぬかカイロ、温灸器などがあれば、自宅でケアができる
  • マッサージや指圧などと違って、知識や手技がいらない
  • 「冷えている」と感じた時にすぐにケアができる
デメリット
  • カイロや温灸器など道具が必要

お悩みや症状に合わせて最適な組み合わせをご提案します

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という方もご安心ください。

飼い主様への問診とわんちゃんの触診の結果を踏まえて、必要な施術をご提案いたします。

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